地域連携
地域連携TOPICS
地域に根ざし、 地域に開かれた大学であるために
本学は、地方の私立短期大学としては70年の歴史を有し、長年にわたって地域との関係を深める努力を積み重ねてきました。本学が行う地域貢献は、「総合子ども学研究所」が主体となり、 教員個々の活動、教職員・学生の組織的活動、施設設備の提供な ど多岐にわたり実施しています。2014年8月には、佐倉市との連携協力に関する協定も締結しており、継続的に連携事業を実施しています。 今後も、本学の研究成果を地域のニーズに応じて提供し、地域の学術・文化の発展に貢献します。
佐倉市との連携
本学と佐倉市は、教育、福祉、子育て、まちづくりなどにおいて、それぞれの特性を生かし 連携・協力して、活力ある個性豊かな地域づくりの推進を図っています。これまでの主な連携・協力実績は下記のとおりです。
- 社会教育分野
- 市民カレッジおよびコミュニティカレッジ事業への講師派遣、 通学合宿の運営協力、「現代子ども学」公開講座の開催、夏休み子ども向け公開講座の開催
- 学校教育分野
- 幼稚園・小学校の運動会に協力、小学校に実習生を派遣
- 子育て支援分野
- ひとり親家庭茶話会の運営協力(集会時に学生が子どもたち の学習を支援)、保育園に実習生を派遣
「通学合宿」への学生ボランティア派遣
小学校教諭二種免許の取得を目指す学生は、佐倉市教育委員会と八街市教育委員会が主催する「通学合宿」のカウンセラーやリーダーとして参加し、小学校高学年の生徒たちが親元を離れて体験する集団生活の支援を行っています。15年目となる2016年度は、佐倉市に12名、 八街市に13名の学生ボランティアを派遣しました。
「現代子ども学」公開講座
「総合子ども学研究所」が主催する「現代子ども学」公開講座は、千葉県下の小学校、幼稚園、保育所の教育関係者や地域の住民を対象として、2016年度までに15回開催しており、毎回多数の参加者を集めています。
夏休み子ども向け公開講座
佐倉市の委託事業として、「夏休み子ども向け公開講座」を開いています。11回目となる2016年度は、音楽、図画工作、理科、国語で6講座を実施し、市内の116名の小学生に対して夏休み期間の自由研究課題などの学習支援を行いました。
佐倉市との包括協定
- 千葉敬愛短期大学と佐倉市が連携協力の包括協定を結ぶ
- 2014年8月28日、千葉敬愛短期大学と佐倉市が、活力ある個性豊かな地域づくりを進めるために包括協定を結びました。
本学は、昭和62年度に佐倉市に移転してからこれまで佐倉市と教育の連携を進めてきました。例えば、「夏休み子ども向け公開講座」は11回行っています。また、小学校高学年を対象にした通学合宿も行ってきました。
それから、市民大学講座の講師などを受け持ちました。
今回の包括協定はこれまでの協力実績を踏まえて、教育だけでなく福祉、子育て、まちづくりに至るまで含んでいます。それぞれの特性を生かし、連携協力することで活力ある個性豊かな地域づくりを推進するのです。
千葉敬愛短大はこれからも地域貢献を教育活動の柱の一つにしていきます。
- 協定による連携・協力事項
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- 1.市の施策の推進や地域の課題解決に関すること
- 2.地域づくり活動やボランティア活動に関すること
- 3.教育及び福祉の向上並びに子育ての支援に関すること
- 4.人材育成に関すること
- 5.その他両者が協議し必要と認めること
- これまでの主な連携・協力実績
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- 社会教育分野
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- ・市民カレッジおよびコミュニティカレッジ事業への講師派遣
- ・夏休み子ども向け公開講座の開催
- ・通学合宿の運営協力
- ・現代子ども学公開講座の開催
- 学校教育分野
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- ・幼稚園・小学校の運動会に協力
- ・小学校に実習生を受け入れ
- ・大学と市立美術館による貸出用実物作品を用いた授業の共同研究
- ・好学チャレンジ教室
- 子育て支援分野
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- ・ひとり親家庭茶話会の運営協力(集会時に学生が子どもたちの宿題などを学習支援)
- ・保育園の民営化に係る運営法人選定委員会への委員派遣
- ・保育園に実習生を派遣
- 市の施策推進に関する分野 他
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- ・市行政評価懇話会への委員派遣